外国人材の活躍が期待される今、企業活動と日本語教育をつなぐSJ(就労者に対する日本語教育)の役割が
ますます重要になっています。今年度は、「企業へのはたらきかけ」をテーマに、企業に対してSJのあり方を理解してもらうための建設的な議論を深めていきたいと思います。
技能実習制度と特定技能制度は大きな転機を迎えました。数々の問題を抱える技能実習制度は廃止され、育成就労制度という名称の新制度が検討されています。特定技能制度は、制度の見直しにより長期の就労が可能な「2号」の対象業種が大幅に拡大されました。これらの転換は、今後の日本社会が、外国人就労者とその家族と共に未来を切り開いていくことを意味しています。そのような社会を実現するためには、コミュニケーション手段としての日本語の教育・支援システムをしっかりと構築する必要があります。
そこで、第8回BPC公開研究会では、外国人材受け入れ制度のスペシャリスト、弁護士の杉田昌平先生をお迎えし、制度の本質について詳しくお話しいただきます。そして、日本語教育の立場から、外国人就労者に対する日本語教育と支援のあり方について提言し、全体で討論を行います。
1. 講演「外国人就労政策の行方」
杉田昌平氏
質疑応答
2. 日本語教育からの提言
栗又由利子氏 (きぼう国際外語学院)
近藤彩氏(昭和女子大学・BPC研究所)
3. 全体討論
杉田昌平氏 プロフィール
弁護士法人Global HR Strategy代表弁護士、社会保険労務士
慶應義塾大学法科大学院修了。センチュリー法律事務所、名古屋大学大学院法学研究科日本法教育研究センター(ベトナム)特任講師等を歴任。現在は名古屋大学大学院法学研究科研究員、ハノイ法科大学客員研究員、慶應義塾大学法務研究科研究員、経済産業省中小企業庁「新しい担い手研究会」委員、ASSC=JICA「責任ある外国人労働者受け入れプラットフォーム」アドバイザー他。
開催日時と方法:2024年2月16日(金曜日)19:00〜21:00 ZOOM同期型
研究会参加費:¥1000(研究会の運営維持のためご協力ください)
定員約50名(先着順)
BPC研修サービス
Business Process Communication Training Service
https://www.bpcts.org/
代表:品田潤子
Office:〒105-0014 東京都港区芝3-16-1 芝鈴木ビル202
学ぶスペースGA-LABO内